2番目にレアじゃないスター
ブログを書こうと思いはてなブログの管理画面にアクセスしたはいいが、書くべきことがないということに気がついた。
そこでなんとなくはてなブログのトップページを訪問してみると(トップページを見たのはこのブログを作ったとき以来かもしれない)、「今週のお題」なるものが目に入ってきた。
わたしのようにブログ記事を書こうとは思っているけれど書くべきことがないというユーザーにはとてもありがたいサポートだと思う。
しかも、お題など必要ないほど書くべきことに満ちあふれているユーザーにも、お題に沿った記事を書いて応募するとスターがもらえるかもしれないという特典が用意されているし、
もしスターをもらえなかったとしても、お題企画に応募した記事はたとえどんなに新参・弱小ブログであっても応募記事一覧として表示されるので普通に記事を書くよりも目につきやすく、読者を集めたいユーザーには大きなメリットがある。
総合的にとてもすばらしい企画だ。
どんな記事が書かれていてどれくらいの数が応募されているのか気になったので企画のページをクリックしてみると、なんと10000件もの応募があった。
はてなブログはここまでユーザーがいたのか、それもまだ週のはじめだというのにさっそく写真を撮り記事を書いて応募する熱心なユーザーが1万人もいて、1万ものかばんについて書かれた記事がネット上に生み出されたのか、はてなブログいや株式会社はてなは安泰だ!とどこから湧いたのかよくわからない謎のよろこびを感じたのも束の間、
1万件という数字は「今週のお題」キャンペーン全体での応募数であって「私のかばん」のものではなく、お題自体も今週の月曜日に出たものわけでもなかったらしいことに気がついた。どうやらお題は毎週木曜日に更新されるらしい。
(ちなみに最初は10000(1万)を100000(10万)だと見まちがえてさらに盛大な勘違いをしていて、桁区切りというものについてすこし考えてみるきっかけになった)
応募されている記事をいくつか眺めていると、わたしと同じ勘違いをしている人がいた。記事として公開されているのでまだ気がついていないのかもしれない。
たとえば家庭教師などが、受け持った生徒が過去の自分と同じ所で躓いていたり過去の自分と同じミスをしているのを見たとき親近感のようなものを覚えて親身になって教えてあげるように、
わたしはその人の勘違いに(上から目線の)共感を覚え、ほほえみとともにその記事にスターを付けた。
この勘違いはページの作りがまぎらわしいがゆえのちょっとした早とちりであって、わたしたちに責任はないという思いもこめて。
(このとき、慣れなさゆえか引用スターをつける操作を2回もミスしてしまった。ドラッグしているとマウスが行き過ぎてしまいそこから上すべてが反転してしまったので、いちど脇をクリックして反転を解除しようとしたらそこにポッとあらわれたスターボタンをクリックしてしまったのがひとつと、スターを解除しようとしてもう一度それを押してしまったのがもうひとつだ)
ところでスターといえば、「今週のお題」企画では自分の記事が「ふりかえり」で選ばれるとグリーンスターがもらえると書かれている。
わたしははてなにおけるスターというシステムの存在自体とそのスターにはいくつかの色が存在するということしか知らなかったが、
調べてみるとスターにはイエロー・グリーン・レッド・ブルーの4種類があり、レア度によって色分けされているらしい。
ブルーがいちばんレアで、レッドが次にレア、2番目にレアじゃないのがグリーンで、1番レアじゃないのがイエロー。
(どうやらブルーよりさらにレアなその名もレアスターという紫色のスターもあるらしい)
ということで、グリーンスターがもらえるとはいってもとびはねて喜ぶようなものでもなさそうだ。まったくレアじゃないイエローの次にレアじゃないスターだし、もらえるのは「1個」だけだ。
そもそもわたしはスターというものをごくたまにしか使わないのでスターのレア度に対する感覚がにぶいというのもある。
もっと多くのスターをもらうようになったり、自分でもよく使うようになればスターの価値というものがわかってくるのかもしれない。
そうはいっても今のところ記事を書くのもはてブを使うのもあまり活発ではないので(スターをもらうに値する活動ができる自信もない)、わたしが多くのスターを獲得するようになる未来はレアだろう。
けっきょく、上にも書いたとおり「ふりかえり」で選ばれるというのはグリーンスターがもらえることよりも、多くの記事から自分のものが選ばれたということ自体の栄誉と取り上げてもらうことで多くの人の目にとまりやすいという宣伝的な効果が大きいのだろう。
わたしもそのうち参加してみようと思う。しかしどうもああいった記事には画像がないとはじまらないという感じがあるので、まずはブログに載せてはずかしくないくらいの写真が撮れるカメラの購入から検討しなければ。
実際に記事を書くのは、数えきれないほど存在しそれぞれの違いが大きさと色くらいしかわからないカメラたちの中からどれを選ぶべきか慎重に検討し、カメラの使い方やうまい写真の撮りかた、さらには画像編集のテクニックを完璧にマスターしてからでなければならない。
それもカメラを買う資金のめどがつけばの話だ。